五大穀物メジャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 04:04 UTC 版)
現在一般に五大穀物メジャーと言われる企業は以下のとおり。 アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(Archer Daniels Midland、略称ADM) 1902年創業。2014年度の売上高は812億ドル、総資産は415億ドル。 詳細は「アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド」を参照 ブンゲ(Bunge Inc.、アメリカ法人) 1923年に、オランダのブンゲ社のアメリカ法人として発足。2014年度の売上高は578億ドル。 カーギル (Cargill Inc.) 1865年に、塩事業者として創業。2014年度の売上高は1204億ドル、総資産は599億ドル。 詳細は「カーギル」を参照 ルイ・ドレフュス(Louis Dreyfus Corporation.、アメリカ法人) 1916年に、フランスのルイ・ドレフュス社のニューヨーク支店として発足。2014年度の売上高は647億ドル。 上記4社を俗に"ABCD"と称することがある。 グレンコア(Glencore) 1974年設立。2014年度の売上高は2210億ドル。 詳細は「グレンコア」を参照 過去に穀物メジャーとされた企業には以下がある。 コンチネンタルグレイン(Continental Grain Company、アメリカ法人) 1921年に、フランスのCompagnie Continental d'Importrtionの支社として発足。。1999年に、カーギルに買収された。 クック・インダストリーズ (Cook Industries) 1919年に、綿花商として創業。穀物取引の仕手戦の敗北により、1979年に倒産した。 詳細は「クック・インダストリーズ」を参照 なお2013年7月には丸紅が米国3位のガビロン(コナグラからMBOにより独立)を買収して傘下に収めた。全世界での穀物取扱高ではグループ全体で約5,880万トンと、首位のカーギル(約6,500万トン)に次ぐ2位に躍り出たため、日本のメディアの中には前述の五大穀物メジャーに丸紅-ガビロン連合を入れるところも出てきている。
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