五大企業時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 21:15 UTC 版)
「アレクサンダー&ボールドウィン」の記事における「五大企業時代」の解説
会社の設立後、アレクサンダー&ボールドウィンは大いに発展して、ハワイ経済に「寡占」的に大きく影響を与えた五大企業「ビッグファイブ」(Big Five)のひとつとして活躍した。所有土地も面積も4万ヘクタールになった時もあった。 1905年にはA&B社は五大企業の他社と共にカリフォルニア&ハワイ砂糖会社(California and Hawaiian Sugar Company)の株を買い占め、自身の砂糖精製会社を持つことになった。 その後の二、三十年はマウイ島のプウネネ、カフク(Kahuku)とカウアイ島へサトウキビ畑を拡大して、またパイナップル栽培へも拡大した。1908年には海上輸送会社のマトソン航行会社へも投資している。 第二次世界大戦後、A&B社は新事業、即ち土地開発を開始した。マウイ島の主要都市カフルイでカフルイ開発会社を作り、この会社は後にA&B土地開発部門になった。 1962年にはハワイ商業砂糖きび会社を完全に買収して、子会社としている。また1964年にはマトソン航行会社の株を買い増して、1969年には全株を取得して完全子会社としてる。 1987年にはアレクサンダー&ボールドウィン砂糖博物館を開館している。 2012年にはマトソン社を切り離して、両社は別々にニューヨーク証券取引所に上場している(ALEXとMATX)。
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