養老川西広板羽目堰・五井市原
板羽目堰を下流から上流を望む | 疏水の概要 | |
■疏水の所在 千葉県市原市西広地先 養老川右岸約400haの農地に取水 ■所在地域の概要 西広板羽目堰のある養老川は二級河川で,蛇行が甚だしく、地質構造上U字断面の堀りが深く、河川断面が大きい。したがって、河川は緩勾配で河積が大きい。上・中流部はその傾向が特に顕著で、江戸時代よりしばしばショートカットが行なわれてきた。 ■疏水の概要・特徴 西広板羽目堰は明治18年に渡邊善右衛門により考案された木造の堰で、木と板を組み合わせた構造が増水時にかかる圧力を軽減し、洪水の破壊から堰を守るため「横桟木(よこさんぎ)」と呼ばれる1本の支え木を取り外すと、一瞬にして堰が中央から両側に向かって崩壊する仕組みになっている。構成材はワイヤーで結ばれ、回収後に再利用される。昭和51年度まで使用され、現在は市原市有形民俗文化財に指定されている。 |
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