二軍の優勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 20:28 UTC 版)
「2021年の千葉ロッテマリーンズ」の記事における「二軍の優勝」の解説
イースタン・リーグに所属する二軍は、開幕から好調を維持。開幕4戦目となった3月25日の日本ハム戦から、イ・リーグ連勝記録まであと1に迫る、14連勝を記録した。 その後も首位を独走し続け、9月22日のDeNA戦に19-0で勝利し、7年ぶり11度目のイ・リーグ優勝を決めた。なお、この試合では、初回に打者23人で8安打12四死球、攻撃時間計1時間2分12秒の猛攻で、1イニング17得点の"日本記録"を打ち立てた。二軍を含めた、NPBにおける1イニング最多得点記録は、2009年のロッテ(一軍)が6月11日の広島戦で記録した15得点であり、初回に限ると1998年のヤクルト(一軍)が4月22日中日戦で記録した13得点であった。さらに、MLBにおける1イニング最多得点記録は、1883年のホワイトストッキングスが9月6日のウルバリンズ戦で記録した18得点だが、近代野球とされる1900年以降では1953年のレッドソックスが6月18日のタイガース戦で記録した17得点であり、初回に限れば1952年のドジャースが5月21日のレッズ戦で記録した15得点であったため、この日のロッテの17得点は、初回に限れば"世界記録"とされた。 10月9日に行われたファーム日本選手権ではウ・リーグ優勝の阪神と対戦。8回裏終了時点まで2-0でリードしていたものの、9回表に小沼健太が逆転を許し、日本一を逃した。 それでも、育成選手の森遼大朗が最多勝を、同じく育成選手の小沼が最多セーブをそれぞれ受賞。さらに、大卒2年目の髙部瑛斗が盗塁王を受賞するなど、若手選手が躍動した1年となった。
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