主な本生譚とは? わかりやすく解説

主な本生譚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 16:39 UTC 版)

ジャータカ」の記事における「主な本生譚」の解説

以下に挙げるのは、釈迦前世物語として有名な例である。 尸毘王しびおう釈迦前世である慈悲深い尸毘王は、ある時バラモン僧のために両眼布施した。そのバラモン僧帝釈天で、両眼元に戻したという説話。なおこれは南伝説話で、北伝では、追われを救うために、王がと同じ分量自分の肉を切り取って与えた帝釈天毘首羯摩天で、王の慈悲心を量った雪山童子せっせんどうじ) 施身聞偈(せしんもんげ)で知られる。『涅槃経』に説く釈迦前世である童子が無仏の世にヒマラヤ菩薩修行をしていると、羅刹諸行無常是生滅法といったので、その残り半句聞くために腹をすかせた羅刹のために、生滅滅已寂滅為楽半句聞き木石などに書き残して投身した。投身した刹那羅刹帝釈天に姿を戻し童子の身を受け止めて未来に仏と成った時に我ら救い給えといった、という説話薩埵王子(さったおうじ) 捨身飼虎(しゃしんしこ)で知られる。『金光明経』などに説く釈迦前世である王子は、飢えた虎とその7匹の子のためにその身を投げて虎の命を救った

※この「主な本生譚」の解説は、「ジャータカ」の解説の一部です。
「主な本生譚」を含む「ジャータカ」の記事については、「ジャータカ」の概要を参照ください。

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