北伝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/14 06:13 UTC 版)
北伝の『異部宗輪論』では、大天(だいてん)の唱えた五事の問題が原因であったという。五事とは、修行者の達する究極の境地である阿羅漢(アルハット、arhat)の内容を低くみなす5つの見解のことである。この五事を認めたのが「大衆部」となり、反対したのが「上座部」となった。これをいわゆる大天五事(だいてんのごじ)という。
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