主なノット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:10 UTC 版)
よく使われるノットは以下のものである。 プレーンノット - 別名をフォア・イン・ハンド(英語版)。この形のネクタイの呼び名から来ているが、ネクタイの結び目からの長さを手4つ分にすることからフォア・イン・ハンドと呼ぶと説明する者もいる。シングルノットとも呼ばれる。左右非対称になる。 シェルビーノット(英語版) ウィンザーノット - ボリュームのある結び目ができる。ウィンザー公エドワード8世が流行させたとする俗説が根強いが、ウィンザー公自身が回想録『家族のアルバム』でこの説を否定している。左右対称になる。 ハーフウィンザーノット - セミウインザーノット、あるいは、エスカイアノット(esquire knot)と呼ばれる、ウィンザーノットから結びを1回省いたもので、ウィンザーノットより少し小さい結び目ができる。きれいな逆三角形の結び目を作ることができる。左右対称になる。 また、以下のようなノットもある。 プレーンノット変形 - ダブルノット - フォア・イン・ハンドに1回多く追加したもの。2回巻くことになるためこの名がある。ノットの重なりが見えるように巻く。左右非対称になる。 トリプルノット -プレーンノットを三回繰り返す結び方。薄いネクタイに向いている。左右非対称になる。 スモールノット - 別名を「オリエンタル・タイ・ノット」スモールノット(英語版)。コンパクトなノット。非常に簡単な結びかたである。左右非対称になる。 クロスノット - ノットがクロスして見える。 ダブルクロスノット - ブラインドフォールドノット - プレーン・ノットで結んだ大剣をさらにもう一変、結び目の後ろから通して結び目を隠す。 フルウインザー - ウィンザーノットにプレーンノットを足した結び方。 バルーンノット - ドレスダウン・プレーンノット - ノンノット - ノットがないという、結びかたである。カジュアルなパーティなど向けの結びかたである。 アスコットタイには「ノンノット」、「ブラインドフォールドノット」、「セミフォーマルノット」が適している。 オリエンタルノット - ネクタイを一巻きにする結び方。 ニッキー - ケルヴィン - セントアンドリュー - プラッツバーグ - キャヴェンディッシュ - グランチスター - ハノーヴァー - バルチェス - 他には蝶ネクタイ、スカーフにも共通した巻き方や独自の巻き方がある。
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