中等教育ステージ1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 17:26 UTC 版)
初等教育を通常10歳で修了後、次の進路は以下に分かれる。 ギムナジウム - グレード12-13にてアビトゥーアを受験する、あるいはグレード10-12にて職業上級専門学校(Fachoberschule)への編入試験を受ける 実科学校 - グレード10にて卒業する 基幹学校 - グレード9で卒業する 総合学校 (Gesamtschule, 一貫校) ドイツにおいては伝統的に職人の徒弟制度に由来する即戦力的な職業教育と、大学教育に代表される高等教育が明確に教育課程として分離されている。従って日本における中学校及び高等学校のような、後期初等教育・中等教育の時点から異なる教育を受ける事になる。もちろん両者は途中移籍や再履修が可能であるが、一方の学校を卒業した状態から直接もう一方の進路に進む事は現実的な方法ではない(職業訓練修了→大学など)。 最初の2年間は、観察指導段階(Orientierungsstufe)が設けられている。
※この「中等教育ステージ1」の解説は、「ドイツの教育」の解説の一部です。
「中等教育ステージ1」を含む「ドイツの教育」の記事については、「ドイツの教育」の概要を参照ください。
- 中等教育ステージ1のページへのリンク