中国本土・香港での人気拡大とは? わかりやすく解説

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中国本土・香港での人気拡大

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 10:03 UTC 版)

テレサ・テン」の記事における「中国本土・香港での人気拡大」の解説

1980年代初めには、中華人民共和国でもコピーされた彼女のカセットテープ出回るようになり、人々の心をつかんでいた。中でも特に人気だったのは、1930年代中国流行した何日君再来(ホーリーチュンツァイライ)」(作詞:貝 作曲庵)のカバー。やがて彼女は、冗談交じりに「昼は鄧小平、夜は鄧麗君テレサ中国語芸名)が支配する」とまで言われるようになった1983年には、香港デビュー15周年記念したツアー行い10万人を動員。しかしその影響力を嫌がった中国共産党政府は、1983年頃にテレサの歌を放送禁止にした。それでも人々は、ダビングしたカセットテープ回したり台湾放送キャッチしたりして、その後も彼女の歌密かに聴いていたという。中華圏CDショップでは、現在でも1982-1984年頃香港台湾での公演様子収めたDVDがよく売られている。

※この「中国本土・香港での人気拡大」の解説は、「テレサ・テン」の解説の一部です。
「中国本土・香港での人気拡大」を含む「テレサ・テン」の記事については、「テレサ・テン」の概要を参照ください。

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