中国におけるストライキ問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 09:02 UTC 版)
「本田技研工業」の記事における「中国におけるストライキ問題」の解説
2010年5月、中国広東省仏山市にあるホンダ系列の部品工場にて、大規模なストライキが発生、直後に他系列工場にも飛び火、江蘇省の台湾系機械工場では警官隊と従業員が衝突、50人が負傷する事態に至った。この影響により同国内の4つの組立工場が操業停止に追い込まれ、約2週間に渡るストライキによる損失は生産高ベースで400億円以上に達した。事件の背景として、現地の日本人駐在員との50倍にのぼる給与格差が挙げられる。当該工場の女性従業員の手取り給与が平均1千元であるのに対し、日本人駐在員は5万元であることが指摘された。従業員側は経営側に日本人駐在員の給与を公表するよう迫ったとされる。
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