中国で物議を醸すくまのプーさんの政治風刺画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 03:03 UTC 版)
「くまのプーさん (ディズニー)」の記事における「中国で物議を醸すくまのプーさんの政治風刺画」の解説
2013年以降、中国ではくまのプーさんが政治の風刺画に使われるようになり、物議を醸してきた。この年、批評家たちは、ロシアのサンクトペテルブルクで開催されたG20で撮影された中国共産党の習近平総書記とアメリカのバラク・オバマの写真を、くまのプーさんと友達のティガーの画像になぞらえていた。習近平をくまのプーさんとして描くマンガは非礼と考えられ、中国では禁止されたが、批判者たちはプーさんを使い続けてきた。反体制派の劉暁波(リュウ・シャオポー)夫妻はプーさんのマグカップを持っているところを写真に撮っていた。このように論争が起きたため、中国では映画『プーと大人になった僕』は公開されなかった。 『サウスパーク』の第299話(シーズン23第2話)である「Band in China」は中国共産党の検閲を皮肉る内容で、くまのプーさんが登場する。その内容から中国政府は国内でのサウスパークの放送を全面的に禁じた。
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