世界ドラフト構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 08:49 UTC 版)
「ドラフト会議 (MLB)」の記事における「世界ドラフト構想」の解説
MLBでは2021年現在、ドラフト指名対象外となるドミニカ共和国、ベネズエラ、メキシコ、日本、韓国、台湾などの海外アマチュア選手(対象国以外の学校・独立リーグ等に在籍する選手)については若手プロ選手(25歳未満の選手、プロ経歴6年未満の選手)も含め、球団毎に定められた契約金総計(インターナショナル・ボーナス・プール)の範囲内で自由獲得できるルール(インターナショナルFA)となっている。 2001年頃から「世界ドラフト(International Draft)構想」が進められている。MLBにおいて中南米や東アジアを中心に外国人選手も増加傾向にあり、一方で他のメジャースポーツでは外国の選手もドラフトを経て入団しているため、MLBも同様に実施していくことを検討している段階である。ただし、指名対象となる範囲は日本プロ野球など一部プロリーグの選手を除外する方向となっている。MLB機構と選手会の間では合意に達しているが、代理人や他国プロ野球の絡み、契約金などの問題から2012年現在実現に至っていない。
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