与謝野晶子との母性保護論争とは? わかりやすく解説

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与謝野晶子との母性保護論争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 22:07 UTC 版)

平塚らいてう」の記事における「与謝野晶子との母性保護論争」の解説

青鞜』の編集権譲渡後奥村看病子育てなどに追われていたが、1918年大正7年)、婦人公論3月号で与謝野晶子が『女子徹底した独立』(国家母性の保護要求するのは依頼主にすぎない)という論文発表すると、これに噛み付き、同誌5月号で『母性保護主張依頼主義か』(恋愛の自由と母性の確立があってこそ女性の自由と独立が意味を持つ)という反論発表した。すると、山川菊栄がこの論争加わり、同誌9月号で『与謝野平塚2氏の論争』(真の母性保護社会主義国でのみ可能)という論文発表その後山田わかなどが論争に加わると一躍社会的な現象になった。(母性保護論争) この論争の中、1919年大正8年)の同誌1月号で、らいてうは『現代家庭婦人悩み』(家庭婦人にも労働対価払われしかるべき、その権利はあるはず)を発表している。同年夏には愛知県繊維工場視察しその際女性労働者現状衝撃を受け、その帰途新婦人協会設立構想固めている。

※この「与謝野晶子との母性保護論争」の解説は、「平塚らいてう」の解説の一部です。
「与謝野晶子との母性保護論争」を含む「平塚らいてう」の記事については、「平塚らいてう」の概要を参照ください。

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