与謝野鉄幹・晶子の歌碑
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「堂ヶ島天窓洞」の記事における「与謝野鉄幹・晶子の歌碑」の解説
天窓洞の東側を南北に走る国道136号沿いには、天窓洞を題材にした与謝野鉄幹・晶子夫妻の歌碑がある。 島の洞 御堂に似たり舟にして友の法師よ 参れ心経 — 与謝野鉄幹、『冬柏』 堂ヶ島 天窓洞の天窓をひかりてくだる 春の雨かな — 与謝野晶子、『冬柏』 この歌は1935年(昭和10年)2月23日から3月3日にかけ、鉄幹・晶子夫婦が伊豆半島を周遊し、天窓洞を訪れた際に詠んだもので、雑誌『冬柏』で発表されたが、鉄幹は伊豆から東京へ戻って1か月も経たない3月26日に病没しため、2人にとって最後の旅となった。 2つの歌碑は1枚の石碑に刻まれ、天窓洞の東口を見下ろす伊豆七不思議のひとつ堂ヶ島のゆるぎ橋跡地に隣接した、西伊豆観光協会事務所の隣に設置されている。
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