下水野とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 下水野の意味・解説 

下水野

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 03:40 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
日本 > 愛知県 > 瀬戸市 > 下水野

下水野(しもみずの)は、かつて愛知県瀬戸市にあった大字名。

地理

庄内川左岸、水野川下流域に位置していた[1]。旧東春日井郡下水野村に由来する地域であり、現在の瀬戸市北西部に位置する6町(十軒町・鹿乗町・北みずの坂の全域と、本郷町・内田町・みずの坂の各一部)にあたる[2][3]。字四ツ屋・岩割瀬・荏坪には古墳もあって、古くからの開発を物語る[1]

河川

この項の参考資料[4]

歴史

地名の由来

水野は古くは水沼と書いたという[5]。水野川の下流域にあたるところから下水野と称したと推測される[1]

沿革

施設

寺社

  • 式内社尾張戸神社[1]
  • 八幡社[1]
  • 岩割瀬神社[1]
  • 薬師堂[1]

教育

1876年明治9年)当時の下水野村内に東谷学校が設置される[9]が、その後閉鎖[注釈 2]。その後、大字域内に学校は置かれず、大字中水野にある水野小学校(水野村立、のちに瀬戸市立)に通っていた。

交通

鉄道

大字域に鉄道は走っていなかった[注釈 3]

バス

省営自動車高蔵寺線[11]

  • 東谷山前停留所
  • 十軒家停留所

その他

1882年(明治15年)下水野村時代の字名は以下の通りであった[12]

海老弦(ゑびづる)・郷島(ごうじま)・麻畑(あさばた)・井ノ口(いのくち)・土佛(つちぼとけ)・十軒屋(じゅうけんや)・建場(たてば)・洞前(ほらまゑ)・東谷(とうごく)・石原(いしはら)・中筏(なかをさ)・半四屋敷(はんしやしき)・入尾(いりお)・岩割瀬(いわわりせ)・荏坪(ゑつぼ)・内屋敷(うちやしき)・後田(うしろだ)・四ツ谷(よつや)・神屋新田(かみやしんでん)

脚注

[脚注の使い方]

出典

注釈

  1. ^ 天正年間以前には水野郷のうちで水野下郷と称していた。
  2. ^ 東春日井郡誌によると、1881年(明治14年)調査の時点で閉所されている[10]
  3. ^ 大字廃止後の1988年昭和63年)1月31日愛知環状鉄道愛知環状鉄道線が開通している。

参考文献

  • 『東春日井郡誌』東春日井郡 編、東春日井郡、1923年。
  • 『昭和39年10月1日施行 町名設定調書(水野北部、品野北部地区)』瀬戸市 編、瀬戸市、1964年。
  • 角川日本地名大辞典 23 愛知県』「角川日本地名大辞典」編纂委員会、角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5

関連項目

外部リンク





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  下水野のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「下水野」の関連用語

下水野のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



下水野のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの下水野 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS