上杉禅秀の乱
(上杉氏憲の乱 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/14 04:17 UTC 版)
上杉禅秀の乱(うえすぎぜんしゅうのらん)とは、室町時代の応永23年(1416年)に関東地方で起こった戦乱。前関東管領である上杉氏憲(禅秀)が鎌倉公方の足利持氏に対して起した反乱である。禅秀とは上杉氏憲の法名。
- ^ 吉田賢司「将軍足利義教期の諸大名―その幕政参与についての一考察―」『龍谷史壇』117号、2001年。/改題所収:「管領・諸大名の衆議」『室町幕府軍制の構造と展開』吉川弘文館、2010年。ISBN 978-4-642-02889-9。
- ^ 禅秀軍の一員として宇都宮氏の一族とみられる「宇都宮左衛門(某)」が参加していたものの、宗家の当主・持綱は幕府軍の一員として活動していた。これは、『結城古文書写』の中に幕府軍を率いる今川範政から白河結城氏に対して応永24年正月7日に届けられた指示書が宇都宮(氏)を介していることから分かる(杉山 2014, pp. 263-264・282-283)。
- ^ 杉山一弥「室町幕府と下野〈京都扶持衆〉」『年報中世史研究』30号、2005年。/所収:杉山 2014
- ^ 杉山 2014, 「篠川公方と室町幕府」.
- 1 上杉禅秀の乱とは
- 2 上杉禅秀の乱の概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
- 上杉氏憲の乱のページへのリンク