三度目の復帰と人工椎間板(2012 - 2014年)
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「エフゲニー・プルシェンコ」の記事における「三度目の復帰と人工椎間板(2012 - 2014年)」の解説
2012/2013シーズンには2013年ロシア選手権(2012年12月24 - 28日)から参加、三度目の競技復帰と通算10度目の優勝を果たす。 翌2013年1月21日から開催のヨーロッパ選手権には、大会開始の2日前に出場を決定。しかし公式練習中に背中から激しく転倒、元々の持病だった椎間板ヘルニアを悪化させた。そのためショートプログラムでは冒頭のトリプルルッツのミスのみならず、2004年以来失敗したことのなかったトリプルアクセルでは麻痺した足で着氷をコントロールすることが出来ず転倒、6位に沈んだ。 フリースケーティング滑走順抽選前に棄権を発表すると、1月29日にはイスラエルのテルアビブに飛び、31日に緊急で潰れた腰椎の椎間板を人工の代替品と取り替える置換手術を受けた。 2013年2月現在イスラエルの病院でリハビリ中。練習再開まで6ヶ月かかるという見通しも一部で報じられたが、本人とコーチのソチ五輪出場の意向は変わらなかった。 2013/2014シーズン、ボルボオープンカップで競技会に復帰し優勝。ロステレコム杯は膝の怪我のために棄権。ロシア選手権では同一ジャンプの跳び過ぎの違反もあり、16年ぶりに優勝を逃し2位となる。試合直後のインタビューでは「代表の座は若手に譲る」と答えたが、後にその考えを一転し、自身が五輪代表に選ばれるべきと主張した。後日行われたテストスケートにて正式に4度目となる冬季五輪への出場を決めた。
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