三度目の結婚とその顛末
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 07:34 UTC 版)
「ナニー・ドス」の記事における「三度目の結婚とその顛末」の解説
ケンタッキー州のハリー・ラニングという人物と再再婚したナンシーだったが、夫の極端な浮気性に悩まされる。とうとう堪え切れなくなった彼女は、プルーンの砂糖煮に大量の殺鼠剤を混ぜて夫を殺害。 その死は心不全として扱われ、彼女の犯行は暴かれなかった。夫の(表向きな)妻への献身が、ナンシーへの疑惑をそらすカモフラージュとなっていたのだ。 ちなみに、ハリーの殺害後ラニング家は不審火に見舞われて全焼しているが、これもナンシーの犯行であると考えられている。出火する直前、家からテレビを持ち出そうとするナンシーの姿を隣人が目撃しており、声をかけたところ、彼女は狼狽した様子で「これから旅行に出るのだけど、テレビが盗まれやしないかと思うと心配で一緒に持っていくことにしたのよ」と答えている。なお、この火災でナンシーは家屋と家具に掛けられた火災保険金を受け取っているが、持ち出したテレビに掛けられた保険は支払い対象外になったため、「こんなことならテレビを持ち出すんじゃなかった」と悔しがったという。
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