三・元

デジタル大辞泉

さん‐げん【三元】

読み方：さんげん

１ 上元（正月15日）・中元（7月15日）・下元（10月15日）。

２ 《年・月・日の元(はじめ)の意から》1月1日のこと。元日。三始。《季 新年》

３ 天地の初め・中・終わりをいう上元・中元・下元のこと。

４ 天・地・人。三才。

５ 中国の明代に、進士試験に合格した一・二・三位の三人。また、郷試・会試・殿試の3試験に首席を占め、解元・会（省）元・状元となった者。

歴史民俗用語辞典

三元

読み方：サンゲン（ｓａｎｇｅｎ）

上元（正月１５日）、中元（７月１５日）、下元（１０月１５日）。

世界宗教用語大事典

さんげん 【三元】

中国で、歳の元（始まり）・日の元・時の元をいい、即ち一月一日のことだったが、六朝末期には道教の祭日である上元・中元・下元を意味し、それぞれ一月・七月・一〇月の一五日を指すようになった。

季語・季題辞典

三元

読み方：サンゲン（ｓａｎｇｅｎ）

一月一日、一年の最初の第一日

季節 新年

分類 時候

ウィキペディア

三元

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/11/14 09:41 UTC 版)

三元（さんげん）とは、1年の中で上元（じょうげん）・中元（ちゅうげん）・下元（かげん）の3つの日の総称である。雑節とすることがある。

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三元

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/10 06:00 UTC 版)

「科挙」の記事における「三元」の解説

郷試、会試、殿試の全ての試験において首席だった者を三元と呼ぶ。これは、各試験での首席合格者を郷試で解元、会試で会元、殿試で状元と呼んだことに由来している。麻雀の役である大三元は、ここに由来している。また、同じく麻雀の役である四喜和の四喜にも第4の喜びとして科挙合格が含まれている。

Weblio日本語例文用例辞書

「三元」の例文・使い方・用例・文例

• (錬金術における)水銀と硫黄と塩の三元素
• 鉄,ニッケル,コバルトの三元素
• 三元二次方程式によって表わされる空間図形