一覧から漏れた注目すべき人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 13:32 UTC 版)
「メジャーリーグベースボールとナショナルフットボールリーグの両方の試合に出場した選手の一覧」の記事における「一覧から漏れた注目すべき人物」の解説
カル・ハバードは1927年から1936年までNFLで選手としてプレーした後、1936年から1951年までMLBの審判員を務め、プロフットボール殿堂とアメリカ野球殿堂の両方で殿堂表彰を受けている唯一の人物であるが、この一覧には含まれない。 グレイシー・ニールは1916年から1924年までMLBのシンシナティ・レッズでプレーし、NFL組織が確立される前の1918年にデイトン・トライアングルスでもプレー。1951年から1960年までフィラデルフィア・イーグルスのコーチを務め、大学フットボール殿堂とプロフットボール殿堂の両方で殿堂表彰を受けているが、NFLの公式試合には選手として1試合も出場していないので、この一覧には含まれない。 カーク・ギブソンはミシガン州立大学時代はアメリカンフットボールで、ワイドレシーバーとして全米大学チームに選出されるほどの活躍ぶりを見せていた。1978年のMLBドラフトでデトロイト・タイガースから1巡目指名、1979年のNFLドラフトでセントルイス・カージナルスから7巡目指名を受けた。意外にもMLBの道を選んだギブソンは1984年にタイガースで、1988年にロサンゼルス・ドジャースでワールドチャンピオンの原動力になった。しかし、それ以降も熱烈なラブコールが送られ続けたが、球団との契約書に「2つのプロスポーツでプレー出来ない」という項目があり、二足のわらじは実現しなかった。 カイラー・マレーは、オクラホマ大学で野球とアメリカンフットボールをプレーし、野球では2018年のMLBドラフトでMLBのオークランド・アスレチックスから1巡目全体9位で指名され契約。しかし、その直後のフットボールのシーズンでハイズマン賞を獲得する活躍を見せ、アスレチックスとの契約を破棄した上で2019年のNFLドラフトに挑み、NFLのアリゾナ・カージナルスから全体1位指名を受け、入団した。史上初となるMLBとNFLで1巡指名を受けた選手である。NFLの道に進んだためMLB選手としての経歴はないが、アスレチックスはマレーとの契約権利を保持している。
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