一次掲載
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:04 UTC 版)
劇画『ゴルゴ13』は、小学館『ビッグコミック』誌に連載されている。最新作は「第618話 鳥を見た」。 1968年(昭和43年)11月発売の1969年1月号に「第1話 ビッグ・セイフ作戦」が掲載され、2020年(令和2年)4月までは一度も休載せず 連載を続けていた。しかし、2019年の新型コロナウイルスの感染拡大を受け、作業時の3密(密閉、密集、密接)を避けるため2020年5月25日発売号より新作を休載すると発表した。休載から1ヶ月半を経て、2020年7月10日発売号より新作の連載が再開された。なお、この休載は外因的なものだったので、さいとう・たかをの事情による休載は、彼が2021年(令和3年)9月24日に死去するまで1度もなかった。 毎回、40ページが掲載される。この項では便宜的に、この一度に掲載されるボリュームを1U(1ユニット、1度分の掲載量の意)と表現している。 連載において、一つのエピソードは、複数回の掲載にまたがることが多い。2Uのものは、それぞれ「第○○○話 前編/後編」と、3Uのものは、それぞれ「第○○○話 前編/中編/後編」と、4Uのものは、それぞれ「第○○○話 前編/中編①/中編②/後編」と表記されている。また、1Uのエピソードを「単発」、2Uのエピソードを「前後編」、3Uのエピソードを「三部作」とも呼ぶ。 掲載時の特徴として、次の点が挙げられる。 脚本協力者、作画スタッフ、担当編集者の名を表記している。 最終ページに、カット付きで次回エピソードの予告がつく。 毎回1Uのボリュームで掲載されるが、周年などのイベント時には、過去に1Uの作品が2作同時に掲載されたこともある。また、2Uの長さの作品が一挙掲載されたこともある。 本誌のほか、かつては『ビッグコミック増刊号』にも、1Uの新作が掲載されていた。ゴルゴ13のエピソード一覧や「ゴルゴ学」などでは「増刊○○話」のように表記されている。しかし、2011年12月増刊号掲載の「増刊106話 もうひとりのプロフェッショナル」を最後に、増刊でのゴルゴ13の新作の掲載はなくなった。この増刊掲載の分は、本誌のエピソード数にはカウントされていない。増刊掲載の新作はのべ106話制作されたため、『ゴルゴ13』のリリースされた総エピソード数は、本誌の掲載エピソード数に106を加えた数字になる。
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