ヶに関わる諸事項
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 12:20 UTC 版)
「カ」と発音される場合、「ヵ」と書かれることもある(4ヵ所、5ヵ条、6ヵ月)。 JIS規格では「小書き片仮名ケ」、Unicodeでは「KATAKANA LETTER SMALL KE」と、いずれも片仮名「ケ」を小さくした文字としている。符号化漢字集合規格の図形文字は図形概念によるのであって、図形文字の意味や用途は定義しないと説明されており、必ずしも規格上の「ヶ」がこの記事の説明と対応しているものでもない。 JIS規格およびUnicodeで、助数詞や連体助詞「が」の用途で大きな「ケ」を表記するときは、「片仮名ケ」(KATAKANA LETTER KE)が用いられる。 「小書き平仮名け」の「ゖ」はJIS X 0208にはなく、JIS X 0213で追加され、Unicodeに踏襲された。追加の理由は、仮名漢字変換で片仮名に対応する平仮名を表示するためとしている。 JISキーボードは、「:」のキーをかな入力でシフトキーを押しながら入力したとき「ヶ」が入力されるようになっているが、環境によっては実際には入力できないことも多い。 中国の簡体字では「个」が、「個」や「箇」に対応する正規の字体である(一か月→一个月)。 兵庫県宝塚市で「が」が入る地名の場合は「ケ」や「ヶ」や「ヵ」を使用せず「ガ」(カタカナのガ)を用いる(例:すみれガ丘、光ガ丘、長寿ガ丘、仁川旭ガ丘、仁川月見ガ丘、泉ガ丘、ふじガ丘など。ただし、雲雀丘を除く)。
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