ヴィクトル・ラザロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 13:39 UTC 版)
「生命の技師」を名乗る技術者。アンドロイドに感情を与えることで新たな生命を創造していた「ヴィ・ラザフォード」、スピリアの技術で記憶の物質化を試していた尼崎のスピリア精製工場「セクター12」の責任者「ドク」は同一人物。かつての大戦(詩篇戦争)で様々な生物兵器・化学兵器が使用される過程であらゆる分野の科学技術が統合された結果人類は肉体的な異常全てを除去することに成功したが、同時に感情、生きる欲求すら持たない子供が生まれるようになった。そんな中彼は学者集団と共に疑似的な生命体で移植することで人の記憶を喰う代わりに感情を放出する思念的な共生生物「マインド」を作り出し、子供たちに感情を取り戻した。また、人類に救済をもたらした技師と施設のある「再生の塔」は教会と呼ばれるようになった。しかし施設が整いオペレーションが軌道に乗ると「生命そのものの治療にとりかかる」と告げて教会を去った。その後は自らを思念化し、マインド使いの喰らった記憶などを無限に取り込んで自分の考えとあらゆる人間の考えを統一し、自らが神となって導くことを目指した。
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