ヴァルカン人としてのトゥポル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/16 02:30 UTC 版)
「トゥポル」の記事における「ヴァルカン人としてのトゥポル」の解説
他のヴァルカン人と同じで性的な行為を軽蔑している。ポンファーと呼ばれる7年毎にある発情期を恥ずかしい行為と考えている。 ヴァルカン人は、ポンファーによる生殖活動をしないと死に至るケースもある事から、ヴァルカンの慣習である、親が婚姻の相手を決める習慣はここからきていると考えられる。「ヒーローたちの帰還」でトゥポルが一方的に婚約を破棄した相手コスが、婚約破棄は無効とトゥポルに迫るシーンがある。トゥポルはコスに対して「カリフィーを宣言したら?」と話している。その場合の決闘相手はトゥポルとコスではなくトリップとコスになるのだが、コスは「この僕に、決闘をしろと。……あの地球人となら、相手に不足はないよ。」とまで言わせている。ヴァルカン人にとっては、地球人以上に婚姻は命懸けで神聖なものと言える。 ヴァルカン人は地球人を別に馬鹿にしている訳ではないが、感情を表に出さない為にスタートレック:エンタープライズでは、誤解を受けるケースが多くある。その為、初期の頃には彼女はアーチャー及びトリップにヴァルカンのスパイと勘違いされたこともあった。『スタートレック:エンタープライズ』ではヴァルカンと通信する際にトゥポルは報告する事が義務になっていたが、トゥポルはティムールから密かに暗号メッセージを受け取っていた。それは彼女のプライベートな内容だったが、アーチャーの命令でトリップがホシに解読させ内容を読んでしまった。トリップは嫌悪感と罪悪感からトゥポルに謝罪をしている。ヴァルカン人は本来感情があるが、抑制しているだけで決して感情が無いわけではない。トゥポルはトリップに相談をしてその矛盾を指摘された事がある。
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