ヴァイタル・ガーダー:アインヴァルト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/22 18:41 UTC 版)
「ヴァイア艦」の記事における「ヴァイタル・ガーダー:アインヴァルト」の解説
月面で発見された人型のヴァイアに装甲等を追加し、ヴァイタルガーダーとして兵器運用できるようにしたもの。全長200メートル。両脚が大きく、人型としてはいびつな形状をしている。 リフト艦からのパペットワイヤー有線コントロールにより作動する。状況に応じてリフト艦が大きな背嚢としてドッキングしたまま活動することもある。通常はリヴァイアスの艦首下に格納されており、有事の際は分離する。なお劇中で「アインヴァルト」と呼ぶのは、軌道保安庁の科学者、およびディカスティアのクルー、コンラッドだけであり、単に「ヴァイタル・ガーダー」と呼ばれるときは基本的にアインヴァルトのことを指す。 バルジキャノンを両腕に装着して運用することも可能。顔面部はセンサー・ライト・イオンワイパーで構成されている。頭頂部、肩部には航行燈、大きな脚部はクラスタースラスターが装備されている。そのため、1G環境下でも地上に立つことは不可能である。脚部はリヴァイアスに格納された状態でも露出しており、補助エンジンとして使用される。 リフト艦内の1名のパイロット、4名のオペレーター、20名のサブオペレーターによって運用される。リヴァイアスとの分離には相応の時間がかかり、また攻撃ひとつするにもソリッドと呼ばれるプログラムの組み立てが必要なため、一般的なSFロボットアニメにありがちな機動は行えない。 リフト艦内にはアインヴァルトを模したコントロールロボットがあり、ヴァイタルガーダーとリンクして行動する。 他のヴァイタル・ガーダーには単純な重力制御のほかにもそれぞれに固有の能力が備えられており、アインヴァルトも当然それを有しているはずだが、本編では明らかにされていない。『ルクスンのリヴァイアス航宙日誌』によれば戦闘向けの能力ではないと考えられるとのことである。 第11話でのパーティーにおいては、コントロールロボットによるジェスチャーゲームが描かれている。 ゲームボーイカラー用ゲームソフト『ハロボッツ』にも登場する。
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