ワックスフラワー




●オーストラリア西部が原産です。花弁が蝋質なことから、「ワックスフラワー」と呼ばれています。細い葉が対生して、小さな花が散房状に咲きます。花色は紅色、紫色、ピンクそれに白色などがあります。
●フトモモ科カメラウキウム属の常緑低木で、学名は Chamelauciumuncinatum。英名は Geraldton waxflower。
カメラウキウム (ワックスフラワー)


●オーストラリアの固有種で、西オーストラリア州の中・南部に21種が分布しています。乾燥したところに生え、高さは15センチから3メートルになります。葉は線形から披針形、長楕円形、卵形などで、対生あるいは枝先に集まってつきます。花弁は分厚く鈍い光沢を放ち、ロウ細工のように見えます。このことから「ワックスフラワー」と呼ばれますが、わが国でふつうに流通しているのはウンキナツム種(C.uncinatum)です。園芸品種も数多く作出されています。
●フトモモ科カメラウキウム属の常緑低木で、学名は Chamelaucium sp.(属の総称)。英名は Wax flower, Wax plant。
ワックスフラワー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/04 08:17 UTC 版)
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ワックスフラワー | ||||||||||||||||||||||||
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Chamelaucium uncinatum
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Chamelaucium Desf. [1] | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
waxflower | ||||||||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||||||||
本文参照 |
ワックスフラワーは豪州の西オーストラリア州(の南西部)原産、フトモモ科の灌木植物。学名は Chamelaucium 。花弁(花びら)に光沢があり、蝋細工のように見える為、この名がある。樹高は 1.5m-3m 、枝はよく分岐し、花径は 2cm程。日本では4月~6月に、白、ピンク、薄紫等の多数の花をつける。広く栽培されているのは常緑低木のウニカトゥム種(C. unicatum)で、ジェラルトン・ワックスという名もある(「ジェラルトン」は西オーストラリア州の地名で、この地周辺に多く自生する為、この名がある。日本でただ単に「ワックスフラワー」と言った場合、本種を指す事が多い)。
主な種
The Plant ListにてAccepted Nameとして記されている学名一覧[2]
- Chamelaucium axillare F.Muell. ex Benth.
- Chamelaucium brevifolium Benth.
- Chamelaucium ciliatum Desf.
- Chamelaucium confertiflorum Domin
- Chamelaucium drummondii (Turcz.) Meisn.
- Chamelaucium gracile F.Muell.
- Chamelaucium heterandrum Benth.
- Chamelaucium marchantii Strid
- Chamelaucium megalopetalum F.Muell. ex Benth.
- Chamelaucium micranthum (Turcz.) Domin
- Chamelaucium pauciflorum (Turcz.) Benth.
- Chamelaucium uncinatum Schauer
- Chamelaucium virgatum Endl.
脚注
- ^ Chamelaucium Tropicos
- ^ Chamelaucium The Plant List
ワックスフラワーと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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