ワックス弾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 04:18 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2023年1月)
|
ワックス弾(ワックスだん Wax bullet)または蝋弾は、ワックス・蝋で作られた弾丸。通常はパラフィンで作られ、殺傷力は小さい(完全な安全ではない)。弾丸は低密度かつ軽量のため、発射薬は少なく、反動も少ない。そのため、特別なカートリッジを用いない限り、自動銃器には適さない。通常は、リボルバーで使用される。

射撃訓練や早撃ちの射撃競技等に用いられ、20世紀初頭に流行したピストル決闘競技でも用いられた。このビストル決闘は1908年ロンドンオリンピックで競技ともなっている。
弾丸受け止め術のイリュージョンのトリックにも使われたことがある。中空のワックス弾を用いて、発砲時に弾丸が砕けて、事実上、空砲となる仕組みであった。
関連項目
- ゴム弾
- プラスチック弾
- ワックス弾のページへのリンク