ワゴンRワイド
初代ワゴンRのボディを拡幅して5ナンバー車とした。名前通りのモデルである。1997年2月発売。
ホイールベースはオリジナルのワゴンRと同じ2335mmだが、全長は105mm長い3400mm、全幅は180mm広い1575mm、全高はほとんど変わらない。ボディタイプは5ドアハッチバックだけで、定員5名。
エンジンは新開発のオールアルミK10Aで直4・996cc・DOHC・16バルブ、自然吸気の70psと、インタークーラーターボ100psの2チューンがあった。ミッションは5速MTと新開発電子制御4速ATを使う。駆動方式はFFが中心だが、ビスカスカップリングを用いた4WD仕様もあった。パワーステアリングと運転席SRSエアバッグは標準で、助手席SRSエアバッグとABSはオプション。
97年6月、5速MTしかなかった4WD車に、4速ATを追加設定。
98年5月、マイナーチェンジ、あわせて車種追加。エクステリアではラジエーターグリル、バンパーを新デザインとし、サイドスプラッシュガードの大型化、サイドスポイラーおよび前後アンダースポイラー、ツートーンカラーの採用などがあった。インテリアではシート材の変更、ステアリングホイールの抗菌処理など。新車種のXRは、ターボエンジンを載せ、丸型2灯ヘッドランプで独特のルックスだった。
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