【ロシアンナイツ】(ろしあんないつ)
ロシア空軍アクロバットチームのひとつ。
英語では「ロシアンナイツ(Russian Knights)」ロシア語では「ラスキヴィツヤージまたはルスキーエビチャージ(Русские Витязи)」と言い、どちらも意味は「ロシアの騎士」である。
1938年に発足したと言われる本隊は、現在、クビンカ基地に所在する第234プロスクロフスキー護衛戦闘機連隊の隷下部隊として活動しており、6機のSu-35スーパーフランカーを擁し、主にロシア国内の広報の一環として活動している。
なお、母隊の第234連隊はSu-35スーパーフランカーの他にMiG-29フルクラムやSu-25フローグフットを保有しているという不特定情報がある。
西側には1991年9月イギリスのレッスキャンプトン基地(レッドアローズの母基地)を表敬訪問したのが初めてで、その時公開された演技に西側の軍事関係者は皆驚いたと言う。
その後、1995年12月11日にベトナムで2機の墜落事故が起きたが、翌年には飛行を再開し現在に至っている。
チームが展示飛行を実施した国は以下の通り。
ロシア連邦、イギリス、マレーシア、アメリカ合衆国、オーストリア、スロヴァキア、フランス、カナダ、ノルウェー、ベルギー、ルクセンブルク、中華人民共和国、ベラルーシ、フィンランド
機体
- Su-35 1機目(スホーイOKB所属のテストヘッド機を転用、試作3号機)
- Su-35 2機目(スホーイOKB所属のテストヘッド機を転用、試作12号機)
- Su-35 3機目(ロシア空軍アスチュビンスク航空宇宙センター所属機を転用)
- Su-35 4機目(ロシア空軍アスチュビンスク航空宇宙センター所属機を転用)
- Su-35 5機目(ロシア空軍アスチュビンスク航空宇宙センター所属機を転用)
- Su-35 6機目(ロシア空軍アスチュビンスク航空宇宙センター所属機を転用)
所属パイロット
- DMITRY KHACHKOVSKY大佐
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