レベルエディター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 14:49 UTC 版)
「シリアス・サム2」の記事における「レベルエディター」の解説
Croteamは彼ら独自のレベルエディター「シリアスエディター2」を開発し、それをシリアスサム2の開発に用いた。 このエディターは過去のシリアスサムゲームで使われたオリジナルのシリアスエディターよりもはるかに多くの機能を備えている。シリアスエディター2は3D Studio Maxなどのサードパーティ製の3Dプログラムとの間で中間ファイルフォーマットを経由してジオメトリをインポート・エクスポートすることができ、したがって3Dモデリングプログラム用のプラグインを簡単に制作することができるようになる。パーティクル・システムを作成する2つの方法がエディターに存在し、手続き型パーティクルシステムまたはエミッターシステムとして作成することができる。このエディターはまたC++に似た独自のインタープリタ型言語を搭載しており、それは比較的簡単なModプログラミング及びレベルデザイナーがゲームプレイのイベントをより直接的にコントロールできるようになるスクリプトエディターとデバッガを可能にしている。 標準的なレベルエディターに加えて、物理と衝突の設定用のメカニズムエディター、カメラパスとオブジェクトのアニメーション変更用のアニメーションエディター、キャラクターの骨格構造の設定用のスケルトンエディター、破壊エディター、メッシュエディター、モデルエディター、フォントエディターも存在する。 シリアスエディター2のレベルエディターの最も重要かつ最も明確な特徴の一つはリアルタイム編集が可能なことである。 殆どのゲームでのレベルデザインのプロセスはエディターでレベルを変更し、コンパイルし、保存しその後別々にロードしてテストできるようにする必要がある、しかしながら、シリアスエディター2ではコンパイルを必要とせずにエディター内でレベルをプレイしテストできるようになっている。エディター内でレベルをプレイしている間、レベルデザイナーは編集モードへ直接切り替えて望ましい変更を加えた後プレイを続けることができ、レベル編集の最終段階を大幅に簡素化する
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