レイテ島の戦いにおける捜索第1連隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 14:31 UTC 版)
「捜索連隊」の記事における「レイテ島の戦いにおける捜索第1連隊」の解説
太平洋戦争後期のフィリピン防衛戦におけるレイテ島の戦いへは、第1師団所属の捜索第1連隊が投入された。捜索第1連隊は、本部と乗馬中隊・乗車中隊・装甲車中隊・自動車中隊1個ずつの編制であったが、フィリピン方面への出発時に縮小編制とされて車両・馬匹をすべて除かれ、本部のほか乗馬中隊を改編した徒歩中隊と機関銃小隊のみの約200名となった。 レイテ島オルモックへ上陸後、戦車第2師団の軽戦車1個小隊などを配属されて師団の先遣隊として北上したが、途中でアメリカ陸軍第24歩兵師団と遭遇戦になった。そのまま後続の師団主力から離れた高地に孤立して防衛戦闘することになり、師団の撤退が始まるまでの1ヶ月以上に渡り防衛には成功したが、撤退命令の伝達が遅れ連隊長以下多くが戦死し、45名のみが脱出できた。
※この「レイテ島の戦いにおける捜索第1連隊」の解説は、「捜索連隊」の解説の一部です。
「レイテ島の戦いにおける捜索第1連隊」を含む「捜索連隊」の記事については、「捜索連隊」の概要を参照ください。
- レイテ島の戦いにおける捜索第1連隊のページへのリンク