ルパーツ星人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:35 UTC 版)
「ウルトラQの登場怪獣」の記事における「ルパーツ星人」の解説
第21話「宇宙指令M774」に登場。 個人名はゼミ。ボスタングの存在と対抗策の必要性を地球人に伝えてキール星人の侵略から防衛する使命を帯びて地球を訪れていた宇宙人で、容姿は地球人と同じ。人形を通して、あるいは万城目たちの搭乗した飛行機を誘導した上でメッセージを伝えた後、中央図書館司書・一条貴世美と名乗って万城目たちに接触する。人間に対して友好的で、好戦的なキール星人とは宿敵の関係にある。 ゼミはボスタング撃滅後、地球に定住することになったが、彼女によれば他にも友好的な宇宙人が多数、地球に定住しているらしい。「あの人も」とゼミが視線を向ける先にいた宇宙人は、姿こそ人間と同じだが、皆同じデザインのサンダルを履いていた。ラストシーンでは「あなたの隣の方、その人も宇宙人かもしれませんよ」と視聴者に向かって語る。 演:水木恵子 演じる水木は、監督の満田かずほが過去に携わっていたTBSの番組に出演しており、満田は水木が結婚後に引退したものと思い込んでいたが現役であったことを知り、本作品に起用した。 ルパーツ星人のサンダルは地味なものが用いられていたが、『総天然色ウルトラQ』では印象的にするため金色に着色された。 朱川湊人の小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』では直接登場はしないものの、「ガーベラ遭難事件」の情報提供者として名前が語られている。
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