ルパートとの出会い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/04 07:23 UTC 版)
「ボーイ (犬)」の記事における「ルパートとの出会い」の解説
ボーイははじめ、三十年戦争中にリンツの要塞で捕虜生活を送っていたルパートに与えられた。彼の苦境を心配していたイングランド人貴族の第21代アランデル伯爵トマス・ハワードが、若い公子の幽閉生活の孤独を癒そうと犬をプレゼントしたのだった。当時、白色の狩猟用プードルは珍しい犬種だった。ボーイは多くの人々に珍しがられ、ヨーロッパ中で有名になり、評判を聞きつけたオスマン帝国のスルタン・ムラト4世が自分の家臣にボーイにそっくりの犬を見つけてくるよう命じたほどだった。ボーイは1644年に死ぬまでルパートと常に行動を共にすることになる。
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