リーグレ
リーグレ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 07:39 UTC 版)
「イタリア国鉄ALn442-448気動車」の記事における「リーグレ」の解説
詳細は「リーグレ (列車)」を参照 1957年8月12日より運行を開始したリーグレはフランスのマルセイユからモナコを経由してミラノへ至る553kmを約7時間で運行した列車である。運行当初より1972年9月30日まで本形式で運行されており、夏期の多客期にはミラノ - ニース間で2編成併結での運行(1965年および1969-72年)や臨時列車の運行(1966-68年)がされていた。なお、リーグレは本列車が沿岸を運行するリグリア海に由来する。運行当初の運行区間および停車駅は以下の通り。マルセイユ・サン・シャルル - トゥーロン - サン・ラファエル - カンヌ - アンティーブ - ニース・ヴィル - モナコ - ヴェンティミリア - サンレーモ - インペリア・ポルト・マウリツィオ - サヴォーナ - ジェノヴァ・ピアッツァ・プリンチペ- ミラノ中央 本列車は夏季の多客期にはイタリア国内で ALn.990ALe601とLe760などの電車やALn990気動車を増結して運行されることもあった。 1969年6月1日には、運行区間がマルセイユからアヴィニョンまで延長されている。これはバルセロナとジュネーヴをアヴィニョン経由で結ぶTEEであるカタラン・タルゴが新設されたためであり、この2列車の接続により、スペインもしくはスイス方面への連絡が図られている。 1972年10月1日には本形式による運行から、イタリア国鉄のTEE用客車を用いた電気機関車牽引の客車列車に変更されている。なお、牽引機は、直流3000V電化のミラノ - ヴェンティミリア間はイタリア国鉄のE.444、交流25kV電化のヴェンティミリア - マルセイユ間はフランス国鉄のBB25500形、直流1500V電化のマルセイユ - アヴィニョン間は主にフランス国鉄のCC6500形であった。
※この「リーグレ」の解説は、「イタリア国鉄ALn442-448気動車」の解説の一部です。
「リーグレ」を含む「イタリア国鉄ALn442-448気動車」の記事については、「イタリア国鉄ALn442-448気動車」の概要を参照ください。
- リーグレのページへのリンク