リモートでのコンピューター修理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 14:55 UTC 版)
「テクニカルサポート」の記事における「リモートでのコンピューター修理」の解説
遠隔地からのコンピューター修復は、リモートデスクトップ接続を介してソフトウェア関連の問題をトラブルシューティングする方法である。 技術者は、インターネット経由でユーザーのデスクトップにアクセスできるようにするソフトウェアを使用する。ユーザーの許可があれば、技術者はユーザーのマウスとキーボードの入力を制御したり、さまざまな診断および修復アプリケーションをユーザーのデスクトップに転送したり、スキャンを実行したり、ウイルス対策プログラムをインストールしたりできる。 オンラインのコンピューターサポートプロバイダーで行われている一般的な修復内容には、コンピューターウイルスとスパイウェアの削除、コンピューターの最適化、 Windowsレジストリの修復、デバイスドライバーの問題解決、 Web関連の問題、およびWindowsセキュリティ更新の適用などがある[要出典]。 通常、遠隔地から修復できるのはソフトウェアだけで、ハードウェア部品(マザーボードやハードディスクなど)が壊れているコンピューターは、ソフトウェアの診断ツールで解決できる場合もあるものの、通常は現場で修理・交換作業を行う必要がある。高可用性・冗長システムでは、部品の障害でシステム全体が使用できなくなるとは限らない。その場合、同等のスタンバイ機器を遠隔地からアクティブ化して、障害のある機器の代わりに使用できる。ただし、バックアップ機器に障害が発生するとシステムが使用できなくことがあり、このようなシナリオでは、現場で最終的に交換作業が必要となる場合がある。
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