リメイク許可
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 23:52 UTC 版)
「いれずみ判官 (鶴田浩二)」の記事における「リメイク許可」の解説
担当者が両「御大」にリメイクの許可を取りに行ったところ、市川右太衛門は「退屈男は舞台、テレビでも大いにやっていきたいし映画もまだ諦めたわけではない」と難色を見せた。右太衛門が執着するのは、次男の北大路欣也に退屈男を譲りたいという希望を持っていたからと見られた。結局、右太衛門の許可は取れず、旗本退屈男の本名である「早乙女主水之介」の下の名前だけを拝借し、「夢殿主水之介」という別人物を造形した『主水之介三番勝負』が大川橋蔵主演で製作された。 一方、片岡千恵蔵は年齢的にひけ時とみてか「鶴田クンならいいでしょう」と潔く『いれずみ判官』のバトンタッチを了承した。制作決定後、千恵蔵立ち会いのもとで、役引き継ぎの「儀式」が行われた。千恵蔵は鶴田に当時自身が用いた長裃、印籠、参考資料などを全部渡し、「2代目をやってくれ」と励ました。
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