ランゲルハンス細胞 解明の年譜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 23:52 UTC 版)
「ランゲルハンス細胞」の記事における「ランゲルハンス細胞 解明の年譜」の解説
1868年、ドイツの解剖学者 パウル・ランゲルハンス(Paul Langerhans)により、表皮でランゲルハンス細胞が発見された。 1961年、バーベック(M. S. Birbeck)等が、ランゲルハンス細胞にラケット状の細胞内小器官を見出した。 1970年、フェルトマン(J. E. Veldman)がオランダのフローニンゲン大学で発表した博士論文でランゲルハンス細胞がリンパ節でT細胞に抗原提示をする相互連結性嵌入細胞と同定した。 1973年、ロックフェラー大学のラルフ・スタインマンがマウスの脾臓で同じ細胞を再発見した。突起のある腕をもつ外観から「樹状細胞」と改めて命名した。 2005年、イェール大学医学部が、ランゲルハンス細胞は免疫反応を調節することを発表。 2009年、慶應義塾大学医学部の久保亮治特別研究講師・天谷雅行教授らは、ランゲルハンス細胞の細胞突起が、表皮に形成される皮膚バリアを突き抜けて外界の抗原、異物を取り込むことを発見。
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