ラパゾ【ラパゾ】(草花類)
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登録番号 | 第5084号 |
登録年月日 | 1996年 6月 13日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ラパゾ よみ:ラパゾ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 6月 14日 | |
品種登録者の名称 | ジャコモ ノビオ | |
品種登録者の住所 | イタリア共和国 サンレモ市 ヴィレッタ通り 17 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ジャコモノビオ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ベベリー」に育成者の所有系統を交配して選抜,育成されたものであり,花色は鮮赤紫の地色に淡紫ピンクの覆輪が入る大輪花の切花用品種である。 草型は立性,草丈は高である。茎の太さは中,長さは41~50cm,節間長は6~7cm,最長節間の位置は第3節,節数は15~18節,茎の色は緑,ろう質の有無は多,硬さは中,折れの難易は中である。葉長(第5葉)は12cm以上,葉幅は 1.3cm以上,葉色は緑,葉巻き程度はよく巻く,葉のろう質の有無は多である。花房の形は一茎一花,つぼみの形は球形,花は八重で垂咲,大きさは 8cm,花色分類は複色,花色の地色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9507),複色模様色は淡紫ピンク(同9202),色彩模様は覆輪、花弁の形はよこ長,大きさは中,花弁縁の鋸歯の形は浅,数は中,花弁数は81枚以上である。がく筒の形は鐘形,長さは3.0cm以下,直径は1.7cm以上である。花の香りは弱,開花習性は四季咲き,早晩性は中,がく割れの多少は無である。 「マベラ」と比較して,つぼみの形が球形であること,花色の地色が鮮赤紫であること,複色模様色が淡紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1986年に育成者の農場(イタリア共和国)において,「ベベリー」に育成者の所有系統を交配し,その実生の中から選抜し,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1988年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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