ラウル・ガルシア (ボクサー)とは? わかりやすく解説

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ラウル・ガルシア (ボクサー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/26 03:14 UTC 版)

ラウル・ガルシア
基本情報
本名 ラウル・ガルシア・イラレス
通称 Rayito
階級 ライトフライ級
身長 163cm
リーチ 163cm
国籍 メキシコ
誕生日 (1982-09-10) 1982年9月10日(42歳)
出身地 バハ・カリフォルニア・スル州ラパス
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 41
勝ち 36
KO勝ち 22
敗け 4
引き分け 1
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ラウル・ガルシア・イラレスRaul Garcia Hirales1982年9月10日 - )は、メキシコ男性プロボクサー。元IBFWBO世界ミニマム級王者。

双子の兄弟ラモン・ガルシアもプロボクサーで、元WBO世界ライトフライ級王者[1]

来歴

2004年7月2日、バハ・カリフォルニア・スル州ラパスでデビュー戦を行い、初回KO勝ちを収めデビュー戦を勝利で飾った。

2004年12月18日、バハ・カリフォルニア・スル州ラパスでホセ・エスピノーザと対戦し、プロ初の判定勝ちとなるポイント判定勝ちを収め、デビュー戦からの連続KO勝ちは4でストップした。

2006年6月2日、バハ・カリフォルニア・スル州ラパスでメキシコミニマム級王者のサミー・グティエレスと対戦し、プロ初の引き分けで王座獲得に失敗した。

2007年3月16日、バハ・カリフォルニア・スル州ラパスでムンドヒスパノインターナショナルミニマム級王座を懸けヘスス・イリベと対戦し、8回TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2007年6月15日、バハ・カリフォルニア・スル州ラパスでメキシコミニマム級王者のサミー・グティエレスと対戦し、12回2-1(116-115、115-114、112-117)の判定勝ちを収め1年ぶりの再戦を制し王座獲得に成功した。

2007年10月19日、バハ・カリフォルニア・スル州ラパスでオスカル・サトゥルニノと対戦し、12回3-0(118-113、2者が116-113)の判定勝ちを収めメキシコ王座の初防衛に成功した。

2008年2月29日、バハ・カリフォルニア・スル州ラパスでIBF世界ミニマム級挑戦者決定戦でロナルド・バレラ(コロンビア)と対戦し、3-0の判定勝ちを収め指名挑戦権を獲得した。

2008年6月14日、バハ・カリフォルニア・スル州ラパスでIBF世界ミニマム級王者フローレンテ・コンデスフィリピン)に挑戦し、12回2-1の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2008年9月13日、バハ・カリフォルニア・スル州ラパスでホセ・ルイス・バレラベネズエラ)と対戦し、12回3-0(3者共に118-110)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。

2008年12月13日、バハ・カリフォルニア・スル州ロレトでホセ・ルイス・バレラと再戦し、12回3-0(2者が120-107、119-108)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2009年4月11日、バハ・カリフォルニア・スル州ラパスでホセ・ルイス・バレラと対戦し、6回2分26秒TKO勝ちを収め3度目の防衛に成功した。

2009年8月22日、バハ・カリフォルニア・スル州ロス・カボスでサミー・グティエレス(メキシコ)と対戦し、12回2-0(116-112、117-115、114-114)の判定勝ちを収め4度目の防衛に成功した[2]

2010年3月26日、南アフリカ共和国東ケープ州イースト・ロンドンヌコシナチ・ジョイ南アフリカ)と対戦し、プロ初黒星となる12回0-3(110-118、2者が109-119)の判定負けを喫し5度目の防衛に失敗、王座から陥落した。

2010年9月4日、バハ・カリフォルニア・スル州シウダーコンスティトゥシオンでサムエル・ガルシアと対戦し、7回TKO勝ちを収め再起に成功した。

2010年10月30日、コロンビアカルタヘナのセントロ・デ・コンベンシオネスでルイス・デ・ラ・ロサとWBO世界ミニマム級暫定王座決定戦を行い、2回に1度ダウンを奪われたものの12回2-1(2者が114-113、112-115)の判定勝ちを収めIBFに続く王座獲得に成功した。

2011年3月、ドニー・ニエテスの王座返上に伴い空位となった正規王座に認定された。

2011年4月30日、メキシコシティのフォロ・ポランコでロンメル・アセンホ(フィリピン)と対戦し、3回2分52秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した。

2011年8月27日、ハリスコ州グアダラハラのアウディトリオ・ベニート・フアレスでモイセス・フェンテスと対戦し、7回にダウンを奪われるも9回にダウンを奪い返すダウンの応酬となり勝敗が混沌としたが、10回以降フェンテスの攻勢を許したのが響き、12回1-2(112-114、114-112、112-114)の判定負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[3]

2011年12月2日、バハ・カリフォルニア・スル州ラパスでエリック・ラミレスと対戦し、6回TKO勝ちを収め再起に成功した。

2012年3月3日、バハ・カリフォルニア州ティフアナのアウディトリオ・ムニシパルでミッチェル・ランデロ(フィリピン)と対戦し、3回1分49秒TKO勝ちを収めた。

2012年12月22日、ミチョアカン州モレリアのアウディトリオ・デル・ビセンテナリオでサミー・グティエレスと対戦し、3回1分25秒TKO勝ちを収めた。

2013年3月30日、シナロア州グアサベにあるエスタディオ・フランシスコ・カランサ・リモンペドロ・ゲバラWBC世界ライトフライ級シルバー王座決定戦を行い、1-2(114-113、113-114、113-115)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

2014年3月15日、バハ・カリフォルニア・スル州ロス・カボスでアルカディオ・サラサールと対戦し、初回KO勝ちを収め再起に成功した。

2014年10月18日、IBFは最新ランキングを発表し、ガルシアはIBF世界ライトフライ級10位にランクインした[4]

2014年12月13日、バハ・カリフォルニア・スル州ロス・カボスでアンドレス・ガルシアと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。

2014年12月15日、WBOは最新ランキングを発表し、ガルシアはWBO世界ライトフライ級3位にランクインした[5]

2016年5月28日、バコロドのUSLSコロシアムでWBO世界ライトフライ級王者ドニー・ニエテスと対戦しキャリア初のKO負けとなる5回終了時棄権によるTKO負けを喫し2階級制覇に失敗した[6][7]

獲得タイトル

脚注

  1. ^ García: Iré con todo sobre Joyi Notifight.com 2010年3月3日閲覧
  2. ^ グティエレス暫定王者に(WBC・S・フェザー級) IBFガルシア僅差防衛 ボクシングニュース「Box-on!」 2009年8月24日
  3. ^ ダウン応酬、フエンテスがガルシア攻略 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年8月29日
  4. ^ IBF Ratings IBF公式サイト 2014年10月18日
  5. ^ WBO RANKING DEC. 2014 WBO公式サイト 2014年12月15日
  6. ^ Nietes stops Garcia to retain WBO 108lb title fightnews.com 2016年5月28日
  7. ^ ニエテスが5回終了TKO勝ち、WBO・LF級V9 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年5月29日

関連項目

外部リンク

前王者
フローレンテ・コンデス
IBF世界ミニマム級王者

2008年6月14日 - 2010年3月26日

次王者
ヌコシナチ・ジョイ
暫定王座決定戦 対戦者
ルイス・デ・ラ・ロサ
WBO世界ミニマム級暫定王者
2010年10月30日 - 2011年3月
次暫定王者
正規認定により消滅
空位
前タイトル保持者
ドニー・ニエテス
WBO世界ミニマム級王者

2011年3月 - 2011年8月27日

次王者
モイセス・フェンテス



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