ヨンチョル一派
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「奇皇后 〜ふたつの愛 涙の誓い〜」の記事における「ヨンチョル一派」の解説
ヨンチョル:チョン・グックァン 元の丞相。タンギセ、タプジャへ、皇后タナシルリの父。長年に亘り国の実権を握り、皇帝を次々と挿げ替えてきた。タファンの父である先の皇帝も殺した。権力をほしいままにし、ついにはタファンをも排除して元の全権を握ることを計画する。しかし決起したタファンに敗れ、反逆罪に問われて宮廷内でペガンの手によって縊り殺される。 タンギセ:キム・ジョンヒョン(朝鮮語版) 元の武将。ヨンチョルの長男。ヤンの母の仇。残忍な冷血漢だが、父ヨンチョルを崇拝し、家族に対する思いは厚い。ヤンの男装を見破り、その後はヤンに強い関心を持ち元に連行。父の死後、大都にて妹の処刑を見届ける。その後はメバク商団の援助を受けて、復権・復讐の機会をうかがったが、タファンに殺される。 タプジャヘ:チャ・ドジン 元の武将。ヨンチョルの次男。父や兄に忠実。反逆罪でペガンに斬り殺された。 ヨム・ビョンス:チョン・ウンイン 高麗出身の元の武官。ヤンの父キ・ジャオの部下だったが、私利私欲のために裏切り、ヨンチョルに取り入って元の親衛隊長となる。ヨンチョル打倒後はタンギセと行動を共にし、タンギセの死後はメバク商団の使いとして皇太后に接触し、陰謀を画策した。パルラチョプにも取り入り、皇帝就任後は軍の実権を渡すと約束されたが、陰謀発覚によって、捕縛され、ヤンの前に連行された。罪を認めよと迫るヤンに対して、「自分に罪があるとすれば、それは自分を守ってくれないような弱い国に生まれてしまったことだ!」と言い放ち、激昂した民衆に撲殺された。 チョチャム:キム・ヒョンボム 高麗出身の元の武官。ワン・ゴの元手下。元ではヨム・ビョンスと行動を共にする。パルラチョプ擁立の陰謀発覚後に捕縛され、自己保身からヨム・ビョンスの潜伏先を白状する。その後、ヨム・ビョンスと共に激昂した民衆に撲殺された。
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