ヨウナス・ハトルグリムソンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヨウナス・ハトルグリムソンの意味・解説 

ヨウナス・ハトルグリムソン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/22 09:54 UTC 版)

ヨウナス・ハトルグリムソン
現地語名 Jónas Hallgrímsson
誕生 (1807-11-16) 1807年11月16日
デンマーク=ノルウェーアイスランド、エヘスナダールル
死没 (1845-05-26) 1845年5月26日(37歳没)
 デンマークコペンハーゲン
ウィキポータル 文学
テンプレートを表示

ヨウナス・ハトルグリムソンアイスランド語:Jónas Hallgrímsson、1807年11月16日 - 1845年5月26日)は、アイスランド詩人博物学者[1][2]

生涯

当時はデンマーク=ノルウェー領のアイスランド北部の町エヘスナダールル(is:Öxnadalur)の貧しい家庭に生まれた。1829年レイキャヴィーク近郊のベッサスタジール・ラテン語学校(is:Bessastaðaskóli)を卒業すると、1832年から1837年までコペンハーゲン大学で学び、法学から自然科学に転じた。1837年と1839年から1842年はには自然調査の為アイスランドに戻り島内各地を回った。そのほかはコペンハーゲンで暮らし、調査の結果をまとめながら病で死去した。死後の1847年にアイスランド文学会(is:Hið íslenska bókmenntafélag)から作品や論考をまとめた『詩集』(Ljóðmæli)が出版された[2]

作品

ヨウナスの詩は自然な話し言葉に新造語を織り交ぜ近代的な文学言語としてのアイスランド語の可能性を開拓し、誕生日である11月16日はアイスランド語の日として記念日となっている[2]

ヨウナスは他のロマン派詩人の多くとは異なりイタリアソネット形式古代ギリシャエレジーなど他のヨーロッパ文学の韻律も積極的に取り入れ、アンデルセンハインリヒ・ハイネなどの作品を翻訳した[2]

脚注

  1. ^ ヨウナス・ハトルグリムソン-ブリタニカオンライン百科事典”. bfjaawards.com. 2025年1月21日閲覧。
  2. ^ a b c d 清水誠『北欧アイスランド文学の歩み 白夜と氷河の国の六世紀』現代図書、2009年12月28日、29‐33頁。ISBN 978-4-434-13498-2 

参考文献

  • 清水誠『北欧アイスランド文学の歩み 白夜と氷河の国の六世紀』現代図書、2009年12月28日。 ISBN 978-4-434-13498-2 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ヨウナス・ハトルグリムソンのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヨウナス・ハトルグリムソン」の関連用語

ヨウナス・ハトルグリムソンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヨウナス・ハトルグリムソンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヨウナス・ハトルグリムソン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS