雪国舞10号【ユキグニマイ10ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11355号 |
登録年月日 | 2003年 3月 26日 | |
農林水産植物の種類 | まいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 雪国舞10号 よみ:ユキグニマイ10ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社雪国まいたけ | |
品種登録者の住所 | 新潟県南魚沼郡六日町大字余川89番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小島陽光、西堀耕三、大平安夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「雪国舞9号」に「神子種菌研究所YK1号」を交配して育成されたものであり、菌さん表面の色が褐色で大葉の施設栽培向きの品種である。寒天培地上の最適生長温度は28℃、菌叢の色の有無は無、表面の形状は平滑、周縁部の形状は整一、厚さ及び密度は普通である。菌床の被膜の形成は中、被膜の色の有無は有である。子実体の発生までの期間は71日~80日、発生最適温度は15~20℃、生長最適温度は18~21℃、1袋の収量は450g、自然栽培での収量は550gである。菌さんの大きさは大、厚さはやや薄い、断面の形状は2型、表面の色は褐色、環紋は3型、毛は少である。管孔の孔口断面の凹凸は無、管孔発達の部位は3型である。菌柄断面の形態は2型である。「雪国舞9号」と比較して、菌さん表面が褐色であること、自然栽培における収量が多いこと等で、「神子種菌研究所YK1号」と比較して、菌さんが大きいこと、自然栽培における収量が多いこと等で区別性が認められる。なお、「雪国舞9号」及び「神子種菌研究所YK1号」における対峙培養において、明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者の施設(新潟県南魚沼郡大和町)において、「雪国舞9号」に「神子種菌研究所YK1号」を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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