ヤマハとのジョイント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/14 14:54 UTC 版)
「ザクスピード・891」の記事における「ヤマハとのジョイント」の解説
ザクスピードはF1初参戦以来、自製のターボエンジンで参戦していたが、レギュレーションにより自然吸気エンジンの使用が強制されたこのシーズンは初めて外部メーカーが開発したエンジンを使用した。ヤマハとの提携は1988年秋に成立した。主に財政的な理由のため、チームマネージャーのエリック・ザコウスキーはコスワースDFRではなく、無償のヤマハエンジンを1989年シーズンに向けて選択した。一方のヤマハ発動機は、小規模のF1チームとの提携を希望していた。ヤマハは1980年代にF2やF3000にエンジンを供給し成功していたが、F1での経験は無かった。小規模チームとの提携は過大な期待を集めること無く、エンジン開発の経験を積むことができると考えられた。ヤマハとザクスピードの組み合わせは、1983年のホンダとスピリット・レーシングの関係によく似ていた。
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