モハ1321形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/25 15:36 UTC 版)
「南海1251形電車」の記事における「モハ1321形」の解説
本形式は前述のモハ121形の電装解除車のうちの2両(122・121)及びクハ715形715の3両にモハ1251形と同等のMB-146-SFRを取り付けて電装したもので、当初は平坦線用のPC-14-Aを制御器としていたために形式が区分されてモハ1261形1261~1263として竣工、その後1939年に一旦主電動機を18m級車であるモハ1021・1051形と交換してWH-558-J6(1261)・GE-244-A(1262・1263)装備にスペックダウンしてモハ1021形(2代目)1021~1023となり、さらに1943年に高野線大運転車の需要増に伴い主電動機を新造のMB-146SFRに再び交換、制御器もAUR-11に換装の上で1321~3に改番された。戦災で1321・1323の2両を焼失したが、戦後別のモハ121形の電装解除車1両を再電装して2代目1321とした。最終的にはモハ1251形と同一仕様となったため、これと共通運用され、制御器改造や弱め界磁段の2段切り替え化も同様に施工された。
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