モダン・ツー
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「スコットランド国立近代美術館」の記事における「モダン・ツー」の解説
モダン・ワンと道路を挟んだ向かい側にモダン・ツーがある。この建物は元々トーマス・ハミルトンが孤児病院として設計し、1883年に建設されたものである。その後、1999年に近代美術館の第2ギャラリーとして転用された。 モダン・ツー(旧称ディーン・ギャラリー)は主に特別展の会場として利用されているが、一部で常設展示も行っている。常設展の中心的な存在が彫刻家エドゥアルド・パオロッツィのスタジオと、高さ7.3メートルの彫刻「バルカン」である。またシュルレアリスム作品のコレクションが有名で、サルバドール・ダリやルネ・マグリット、アルベルト・ジャコメッティらの作品を展示している。 また図書館とアーカイブも併設しており、図書館はダダイスムとシュルレアリスム、20世紀前半の美術、スコットランドの現代美術が強みである。またアーカイブには20世紀から21世紀の芸術家、コレクター、美術団体関連の資料120点以上が保管されている。
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