メルポメネ (小惑星)とは? わかりやすく解説

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メルポメネ (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/25 19:16 UTC 版)

メルポメネ
18 Melpomene
メルポメネの軌道。青がメルポメネ、
赤が惑星(一番外側の赤は木星)、
黒が太陽。
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1852年6月24日
発見者 J. ハインド
軌道要素と性質
元期:2009年6月18日 (JD 2,455,000.5)
軌道長半径 (a) 2.296 AU
近日点距離 (q) 1.795 AU
遠日点距離 (Q) 2.798 AU
離心率 (e) 0.219
公転周期 (P) 3.48 年
軌道傾斜角 (i) 10.13
近日点引数 (ω) 227.77 度
昇交点黄経 (Ω) 150.51 度
平均近点角 (M) 327.30 度
物理的性質
直径 140.57 km
質量 2.9 ×1018 kg
平均密度 2.0? g/cm3
表面重力 0.0393 m/s2
脱出速度 0.0473 km/s
自転周期 11.571 時間
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 6.51
アルベド(反射能) 0.2225
表面温度 ~177 K
色指数 (B-V) 0.854
色指数 (U-B) 0.425
Template (ノート 解説) ■Project

メルポメネ[1] (18 Melpomene) は、太陽系の比較的大きくて明るい小惑星のひとつ。火星木星の間の軌道を公転している。ケイ酸塩金属から組成されていると推測されている。

命名

メルポメネは1852年、イギリス天文学者ジョン・ハインドにより発見された。 この名前はギリシア神話においてゼウスと記憶の女神ムネモシュネの間に生まれた娘達である文芸の女神ムーサの一柱で、悲劇を担当しているメルポメネに由来する。

その他

1978年12月11日にメルポメネはSAO 114159を掩蔽したが、そのときの観測では衛星を持つ可能性があるとして、この衛星候補に対し仮符号 S/1978 (18) が付与された。 しかし1993年ハッブル宇宙望遠鏡による観測ではメルポメネの細長い形状は確認されたものの、衛星を持つことを確認することは出来なかった [1]

出典

関連項目

外部リンク


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