メディア出演とカヴァー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 08:22 UTC 版)
「ディス・イズ・アメリカ」の記事における「メディア出演とカヴァー」の解説
グローヴァー(ガンビーノ)はリリース日でもある2018年5月5日に『サタデー・ナイト・ライブ』(シーズン43)でホストを務め、その回でチャイルディッシュ・ガンビーノとして2曲の新曲を披露した際の2曲目が本作だった。また、ミュージックビデオで引用されていると考察が報じられた映画『ゲット・アウト』の主演で知られるダニエル・カルーヤが楽曲披露の紹介を行った。 いくつかのアーティストは、原曲の楽器やミュージックビデオの基本的な構造を維持しながら詞やテーマを変えたカヴァーを制作し、注目や多くの再生回数を得た。5月12日、カナダのインターネット・パーソナリティのニコール・アーバー(英語版)は「This Is America: Women's Edit」を発表した。アーバーは女性のエンパワーメント促進のためのカヴァーを意図していたが、原曲のビデオで扱われた人種問題を軽視しているとして非難された。5月25日、ナイジェリアのラッパーの Falz は「This Is Nigeria」を発表し、ナイジェリアが抱える政治的腐敗や組織犯罪などの問題を強調した。6月4日、日本の若手ダンスチーム・Alaventaがパロディ動画「This Is Japan」を各メンバーのTwitterで発表したが、本家の意図やメッセージと大きく異なる内容だったことから物議を醸し、炎上する騒動となった。なお、動画は公開から1日で彼らのアカウントから削除された。 また、ミュージックビデオは人気のインターネット・ミームを生み出し、特に映像はそのままに楽曲だけを他の作品に置き換えてガンビーノのダンスと同期させたものが流行した。カーリー・レイ・ジェプセンの「コール・ミー・メイビー」やアース・ウィンド・アンド・ファイアーの「セプテンバー」を使用したヴァージョンが最も多く視聴された。
※この「メディア出演とカヴァー」の解説は、「ディス・イズ・アメリカ」の解説の一部です。
「メディア出演とカヴァー」を含む「ディス・イズ・アメリカ」の記事については、「ディス・イズ・アメリカ」の概要を参照ください。
- メディア出演とカヴァーのページへのリンク