メッセと会議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 03:41 UTC 版)
アウクスブルクは、見本市の開催都市として長い歴史を有しているにもかかわらず、現在のメッセ・アウクスブルクの建物は1988年に開館したものである。それまでこの種の催しはヴィッテルスバッハ公園の敷地内にあったツェントハレで開催されていた。 メッセは、バイエルン州で3番目に大きなもので合わせて57,000m2の広さの12のホール、18,000 m2のフリースペース、3,500 m2の会議センターがある。最も大きなシュヴァーベンハレは1万人以上が収容でき、定期的にコンサートや催し物に用いられている。 アウクスブルクの見本市で最も重要なものは、「アウクスブルクの春の展示会」、「アメリカーナ」(乗馬とウェスタンカルチャーの国際展示会)、「グリントテック」(研磨技術の国際専門見本市)、「インターリフト」(エレベーター技術の国際専門見本市)、インターザナ(国際健康見本市)である。また重要な会議としては「モバイル・コマースの技術と応用に関するカンファレンス」 (MCTA) が開かれた。 メッセ会場は、重要な設備が欠如していることから、個人投資家からの支援を受けて2007年から改造工事が行われている。また、4つ星ホテルの建設も計画されている。 アウクスブルク・コングレスハレ(会議ホール)はアントン街のホテル塔の下にあり、コンサート、文化イベント、会議、各種の即売会などに利用されている。1972年にオープンした打放しコンクリートの建築は、ホテル塔とともにアウクスブルク・コングレスセンターを形成し、4つのホールと3つのロビーが使用できる。会議ホールは1,400人までを収容できる大きなスペースである。これよりも来客数の多いイベントには会議センターからも遠くないヴィッテルスバッハ公園の端にあるアウクスブルク体育館が使われる。このホールに完全に座席を配置した場合には4,000人まで観客を収容できる。このためコンサートや著名な芸術家が参加するイベントなどに用いられている。
※この「メッセと会議」の解説は、「アウクスブルク」の解説の一部です。
「メッセと会議」を含む「アウクスブルク」の記事については、「アウクスブルク」の概要を参照ください。
- メッセと会議のページへのリンク