メインイベンター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:02 UTC 版)
シュートボクシングの世界タイトルマッチではマンソン・ギブソンと試合を行った。ギブソンは後にK-1で活躍したアーネスト・ホーストとも試合を行っており、ミドル級の体格でホーストからダウンを奪ったことでも知られる。ギブソンは平との試合当日、リングインの際に前方宙返りをしながらトップロープを飛び越えた。試合前に左足の脛を痛めたため、前日に左足に負担のかからないサウスポーを30分程度練習して、それまでの練習の成果は全く使わず実質ぶっつけ本番で当日を迎えた。試合が始まると、ギブソンが得意としていたのバックハンドブローを避け、サウスポーからサイドキックを出して応戦し、最初の2Rはポイントで優勢であった。この試合で使用したサイドキックは小学校時代に行ったブルース・リーごっこからの流用であり、これによってギブソンの裏をかいた。しかし最後の1ラウンドでオーソドックスに戻った途端、ギブソンのバックキックがまともにボディに入ってKO負けした。 1990年には正道会館のオープントーナメント全日本空手道選手権大会に出場。この大会ではベスト8に輝いている。当時修斗でメインを張れるようになった平が正道会館の試合に出る必要はなかったが、やる必要もないことに挑戦してしまう平の性分が試合への出場に駆り立てた。試合前のある時には東から「平、空手の試合に出るのはいいし練習に来るのもいい。でも、何でウチの大会じゃなくって正道会館なんだ」と不満そうに言われた。また時には大道塾に練習に行ったが、間違えて組技の練習日に来てしまったことがある。
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