ミニメンタルステート‐けんさ【ミニメンタルステート検査】
ミニメンタルステート検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/20 14:44 UTC 版)
ミニメンタルステート検査(ミニメンタルステートけんさ、Mini Mental State Examination、MMSE)は、認知症の診断用に米国で1975年、フォルスタインらが開発した質問セットである。30点満点の11の質問からなり、見当識、記憶力、計算力、言語的能力、図形的能力などをカバーする。24点以上で正常と判断、10点未満では高度な知能低下、20点未満では中等度の知能低下と診断する。
- 1 ミニメンタルステート検査とは
- 2 ミニメンタルステート検査の概要
ミニメンタルステート検査 (Mini-Mental State Examination, MMSE)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 09:13 UTC 版)
「認知症」の記事における「ミニメンタルステート検査 (Mini-Mental State Examination, MMSE)」の解説
国際的には最も普及している方法で、英国・豪州では推奨されている。日本でも長谷川式認知症スケールと併用されることが多い。11の設問からなり、満点は30点。原法では20点以下を認知症としたが23点以下を認知症とするのが2010年現在は一般的である。HDS-Rと比較して記憶に関する負荷が低く、教育年数による影響が知られている。一方で長谷川式には存在しない、認知機能の低下による影響が大きい視空間と構成能力を判断する図形の模写を求める設問がある。
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